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追い出した者の責任は? [サッカー天国]

 コンサドーレが砂川誠と来季の契約を結ばないことを惜しむ記事を書けば、再契約することとなって今も活躍していたり、コンサのディフェンダー総とっかえを危惧したら、前マリノスの河合のおかげもあって今シーズンは安定した守備を見せていたりで、どうもこのエントリーは的に当たらない。ということはこれから書くことも的外れになる気がするが、とりあえず書いておこう。

 J1横浜マ:急逝の松田直樹さんの背番号「3」永久欠番に---毎日.jp
 J1横浜マは12日、昨季まで16年間横浜マでプレーし、今月4日に急性心筋梗塞のため34歳で急逝した元日本代表DF松田直樹さんが横浜マ時代に付けていた背番号3を永久欠番にすると発表した。

 松田さんは入団5年目の99年から12年間、3番を付け、今季加入した日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅でも3番を付けていた。

 横浜マは「松田選手の貢献への敬意と謝意、松田直樹という偉大な選手への心からの追悼の証し」と説明している。10日のJ1、J2合同実行委員会で、リーグ側に永久欠番について申し出ていた。

 松田選手が志半ばに突然亡くなられたことは非常に残念だし、彼の直情径行なプレースタイルも、時には目に余りもしたが、決して嫌いではなかったものとして、心から哀悼の意を表したい。だが、世間的には「美談」なんだろうが、横浜Fマリノスで永久欠番になることに、若干の違和感をも表しておきたい。

 急死の後のニュースで何度も取り上げられていたから記憶に新しい人も多いと思うけれど、松田選手は昨シーズン末、長年所属していたFマリノスから戦力外となったが、本人に現役続行の意思が強く、JFLの松本山雅に移籍したのである。マリノスにはマリノスのチーム事情があり、放出したことを責めるつもりはない。ただ、トリコロールのユニフォームを奪い、選手として全うさせてやれなかったチームとしてのけじめみたいなものはいらないのだろうか。

 たとえは悪いし、こちらは本人が望んで移籍したのでちょっと違う気もするが、伝説の400勝投手金田正一が偉大だからといって、引退した巨人でではなく旧所属の国鉄の永久欠番になったら、それはどこか違うように思う。特に、サッカーなんてある程度ポジションと番号が結びついているんだから、永久欠番制度にはあまりなじまないような気がするのだが。もしこれで松田君が10番だったら、マリノスは10を欠番にしたんだろうか(最近は10番がエースナンバーじゃなくなってきてはいるけれどね)。
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破滅の音が… [サッカー天国]


 すでに以前、今シーズンのコンサドーレのディフェンスラインを支え続けてくれた藤山と吉弘がチームを去ることに対する危惧を表明したが、もっと恐ろしい事態が進行中である。4バックの残り2名である西嶋と石川も徳島と新潟にそれぞれ完全移籍することが発表された。室蘭大谷のディフェンダーが入団する予定だとはいえ、今シーズンDF登録だった選手で残ったのはたった一人という有様である。ちなみに、そのほかMFの藤田の新潟への完全移籍も発表され、ほとんどチーム総取っ替えに近い。

 結果的にこれが功を奏する可能性がないわけではないが、相当異例なギャンブルであることは間違いない。コンサドーレはプロチームである。金を払うに値する選手を維持できないのなら、解散すべきであろう。

 ああ、ますます「サッカー地獄」になっているなあ。
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ONとカズ・ゴン [サッカー天国]

 ついに砂川誠がチームを離れる。二度目のJ2降格の年に柏レイソルから移籍して、外国人選手を除いて、これぞJ1レベルというプレーを見せてくれた数少ない(唯一?)の選手であった。「華麗」というのではないが、左サイドで彼がボールを持つと得点の匂いがした。過去、J1からのオファーもありながら、敢えてJ2のコンサドーレ残留を選んだ選手でもあり、確かにスタメンではあまり起用されなくなっているとはいえ、チーム事情だから契約更新せずというのも、あまりに人情のない話である。

 そもそも、けが人続出で、ベンチ入りメンバーすら確保できない今の有様である。砂川をはじめ、今シーズンのディフェンスラインを支え、ベテランの味を発揮してくれた藤山、やっとチームにフィットし始めた吉弘らを手放して、確たる補強のあてもないままに、来シーズンやっていけるのだろうか。箕輪や李漢宰のように出場機会がなく、年俸に見合った働きがなかったのなら仕方ない、でも、砂川や藤山は充分働いてくれたはず。若手に切り替えるというのだろうが、J2上位に通用するようなディフェンダーが育ってたりしただろうか。

 一方、他チームに目を転じると、砂川と入れ替えでJ1に移籍した山瀬功治が、現所属のF.マリノスを戦力外となった。彼も今シーズン、充分な戦力としてチームに貢献しながらの戦力外である。

 こういう話を見聞きするたび、長嶋茂雄氏のことを思う。彼に限らず、プロ野球の世界では、もちろん、活躍の場を求めてチームを渡り歩く選手、煙たがられてチームを逐われる選手も少なくはないが、それ以上に、長年在籍したチームで惜しまれながら引退していく選手は数多い。一方、Jリーグにおいては、最大の功労者とも言える三浦知良はまだ横浜FCを終の棲家とした感があるものの、Jリーグ創設後のスター選手で、不完全燃焼のままチームを渡り歩く選手の多さに驚かざるを得ない。おかげでJ2のレベルが上がったのは間違いないが、ファンの裾野を広げるという意味では障害になってはいまいか。

 スタメンで出られなくとも、1打席の代打だけでチームに貢献できたりする野球と、使える場面が限られる選手をベンチ入りさせることが難しいサッカーとを同列に比較することは意味のないことかもしれないが、プロ野球で人気のチームには、ONに代表されるように、その球団を象徴するようなスター選手がいるものである。野球のおもしろみなど分からない年頃から、スター選手を入り口に野球を見始め、気がつけば一端の野球通になっている…、これが野球少年のできるまでであった。自分がチームよりも人重視で応援するタイプだからかもしれない。でも、Jリーグだって、もっとスター選手を育てる、大切にするという姿勢をもって良いのではないか。ない袖は振れないというのだろうが、サポーターの感情を逆撫でするようなチームの財政状況が長期的に上向くとは決して思えないのだ。
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お見それいたしやした [サッカー天国]

日本 0-1 オランダ

 戦前、だれがこの結果を予想したであろうか?少なくとも私は3点差は付くものと思っていた。それほど彼我の実力差は大きいはずである。

 もっとも、ジャイアント・キリングが醍醐味の競技でもあるわけで、一般論としてならこの結果だって充分にあり得、それがサッカーさと嘯くことも出来る。だが、本戦直前に「私で良いんですか?」と協会会長に真顔(たぶん)でお伺いを立てた代表監督が率いるチームが、である。

 アジア最終予選を突破したとき、彼らは「世界を驚かす覚悟がある」と書かれたTシャツを誇らしげに身につけた。そのとき自分はこの言葉をマイナスでしか解釈できなかったのだが、ワールドカップでカメルーンに勝ち、負けたとはいえオランダと0-1とは、確かに世界を驚かしつつあることは間違いない。

 前半、攻撃らしい攻撃は組み立てられなかったが、オランダにもほとんど決定機を作らせなかったのは見事と言うほかない。後半、スナイデルに強烈なミドルシュートを決められた時、ペナルティエリア内ではないとはいえ、あれだけ危険な選手をフリーにしてしまったことは残念だが、1勝1敗得失点差無しなら充分に御の字であろう。でも、これは本当に岡田監督の意図だったのかどうか、最初の交代カードが中村俊輔であったことで多いに疑問が湧いた。

 少なくとも素人目には、この中村への交代は松井のような脅威を相手に与えられていないだけでなく、守備の面でも周囲に負担を与えているようにしか見えなかった。監督はセットプレーのキッカーとして期待していたようだが、疲労のためとはいえ、危険な位置でFKを貰えるようなプレーヤーを外して投入しているのだ。「守りに入る気はない、得点せよ」という意志を選手に伝えるには最適であるが、そのためだけで取るには大きすぎるリスクであったろう。にもかかわらず追加点を取られずに済んだのは監督の手腕というより川島のがんばりに負うところが大きい。
 
 オランダに0-1だからといって、デンマーク相手に引き分けられるか、または勝ちきれるかは全く分からない、というより、本調子のデンマークであれば日本の勝ち目はあまりないであろう。そこで引き分け以上の結果を出して予選突破を果たしたとき、本当に世界は震撼するであろうし、自分も脱帽する。ただし、仮にそうならなかったとしても、日本の選手たちがベストを尽くしていることに疑いの余地はない。前大会とは違って。
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悲しき「野球脳」 [サッカー天国]

 ”ゲーム脳”を批判する立場からすると、このタイトルはどんなものかと自分でも思うのだが、こう言うのが一番しっくり来るのでお許し願いたい。

 サッカーワールドカップが目前だというのに、気持ちが全く盛り上がらないことおびただしい。日本代表が出場することなど考えもできなかった頃だってもう少し楽しみだった。そういう気分をすべて吹き飛ばし、世界トップクラスのプレーなんてどうでもいいやと思わせるほど、今の日本代表の状態は深刻である。

 にもかかわらず、同組のカメルーンやデンマークが直前の練習試合で守備の乱れを露呈したことをもって、まるで日本にも勝機があるかのように報じているニュース番組があった。バカも休み休み言えとはこういうのを言うのだろう。10年ぐらい前まで、TVでスポーツ中継といえばまず野球ありきだったから、その発想でしか考えられないのに違いない。

 野球の場合、基本的守備力は対戦相手の力量に依存しない。小技足技などで揺さぶられた結果守備が乱れる、ということはもあるにはあるが、守備の名手は、相手がヤンキースだろうがレッドソックスだろうが、好守備を見せることが可能である。だが、サッカーではそうはいかない。守備力とは固定的なものではなく、相手の攻撃力によって相対的に定まるものである。その点、今回カメルーンを苦しめたのはワールドカップベスト8にも入ったことがある旧ユーゴスラビアの流れをくむセルビアであり、抑えるには相当な守備力が要求される。一方、慢性的決定力不足が重篤化している日本代表を相手にするのなら、アジアレベルの守備力で充分事足りよう。

 今の日本代表に、手を抜いている者や不適格者がいるとは思わない。個の力だって、本田や森本など、世界レベルに近いところまで来ている者がいる。でも、チームとして全く期待できそうにないのは、つまるところ代表監督と彼を監督に選んだ協会の責任である。ジーコを選んだ川淵前会長は責任の所在を曖昧にして逃げた。今度もまた協会が逃げるのなら、こんな不名誉な闘いに臨まされる今の代表選手たちが可哀想である。
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ソダさんの再出発 [サッカー天国]

 彼を「ミスター・コンサドーレ」とする見方には正直違和感があるのだが、独特の存在感でサポーターから愛されていたことは間違いない、その曽田雄志が引退した。膝の故障などが回復せず31歳という若すぎる引退ではあったが、その分下記の記事のようにステップアップするための時間を得たと考えれば悪いことばかりではないかも知れない。
 
「札幌に恩返ししたい」 引退の曽田さん、普及スタッフ就任---北海道新聞
 2001年からコンサドーレ札幌で活躍、昨季現役を引退した曽田雄志さん(31)が、クラブの「アドバイザリースタッフ」に就任し、講演・普及活動に努めることになった。「9年間お世話になった札幌に恩返しがしたい」と話している。

 曽田さんは札南高から筑波大を経て01年、札幌に入団。主にDFとして札幌一筋にプレーした。契約期間は来月から1年間。道内各地で講演やサッカー教室を開き、クラブのPRに努める。

 ネットに上がっている記事では省略されているが、本紙ではMBA(経営学修士)を取得してゼネラルマネージャーという仕事に携わりたいという目標が語られている。現役時代からややビッグマウスの気があったのでこれもどこまで実現できるかは未知数だが、北海道ではトップの学力を誇る高校の出身であり、英語の勉強を以前から行っていたことから、あながち無理でもないかもしれない。その挑戦を応援したい。
 
 ちなみに、DF時代はよく目測を誤ってかぶっていた印象があるので、仮にGMになったとして、その際には致命的判断ミスを行わないよう切にお願いしたい。

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ノーサイドの精神 [サッカー天国]

 北海道新聞夕刊には、「まど」という、記者がどこかで仕入れた「ちょっといい話」を紹介するコラムがある。今日の記事は、「敵に塩」と題して、11月22日のコンサドーレ VS FC岐阜で、札幌のサポーターが財政難のFC岐阜のための募金に30口以上協力した、という話題であった。

 札幌だって財政難では引けを取らないというのに何でこうなったかというと、8月に岐阜で行われたアウェイの岐阜戦が長良川花火大会とぶつかってしまったせいで、試合が終わってもなかなか会場から出られない状態だったときに、岐阜サポーターたちが遠路の札幌サポに配慮してシャトルバスを譲ってくれたささやかな恩返しだというのだ。

 ラグビーは試合終了宣言自体が「ノーサイド」だが、本来サッカーだって試合が終われば敵も味方もないノーサイドだという。J1のサポーター同士ではよく洒落にならない小競り合いの話を聞くが、こういう話を聞くと、やっぱりJ2っていいなと思ってしまう。こんなことを言ってしまうと熱烈サポーターの諸君からは石が飛んできそうだけれど。
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隊長の引き際 [サッカー天国]

 ジュビロ磐田の中山雅史選手は、ジュビロがJ1に昇格した頃から注目し始め、その後大好きな選手の一人となった。Jリーグ草創期のスターは三浦知良だが、長期的にはこの中山がJリーグも日本代表も支えてきたと言っても過言ではあるまい。もはや旧聞となってしまったが、その中山が現役続行を強く望んだ結果、他のチームへの移籍を模索しているらしい。



プロスポーツ選手の引退のありようとして思い浮かぶのはやはり、長嶋・王と野村の姿である。

 長嶋や王は、スパースターのイメージを失う前に自らバットを置き、生え抜きとしてジャイアンツの監督や助監督となった。一方、現役の頃からすでにプレイイングマネージャーだった野村は、引退しても功労者として彼を迎えてくれるはずのホークスを逐われ、ロッテ、西武へと移籍したが、文字通り、戦力として扱われなくなったことを自覚して選手を引退した。「生涯一捕手」という言葉も、そもそもの願いというよりは、そういわざるを得ない状況に追い込まれたのだ、という風に個人的には思っている。

 生え抜き選手として一度も移籍することなくチームの顔のまま引退しようと、自分で納得がいくまで選手を続けるため、長年所属したチームを出ようと、それは基本的に選手の自由である。1ファンがどうこう言うべき問題ではない。でも、今回の中山の場合はどうだろうか。

 ジュビロの事情には疎いので全く的はずれなことを言っているのかもしれないが、今シーズンはリーグ戦への出場はなく、出場機会はナビスコ杯と天皇杯の2試合のみ、ここ2,3年だって、出場機会はもう少しあったものの、フォワードとしてはとっくに戦力たり得ていなかった。にもかかわらず「戦力外通告」をせず選手として抱えてきたのは、ジュビロの中山として晩節を全うしてほしかったからではなかろうか。そのことを中山自身だって分からないはずはない。そして今シーズンの結果を見た上で、「ゴンさん、もう十分でしょ?」という戦力外であろう。自分が納得するまで現役を続けたいのならば、もっと早い段階でその意志をフロントに示すべきだったように思われるのだ。

 中山とジュビロのフロントとの間でこれまでどのような話があったのかは分からない。だから、中山自身の意志は承知の上で、フロントが「勝手に」気を遣っていたことだってあり得る。仮にそうだったとしても、他に移籍してでも現役続行、というのなら、せめて昨シーズンのうちに、と思うのである。
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日本サッカーの成熟 [サッカー天国]

 ”ドーハ”や”ジョホールバル”はことあるごとに繰り返され、ちょっとでもサッカーに興味のある人間にとっては忘れられない地名となっているが、タシケントの地名は果たして記憶されるだろうか。もし全く印象に残らないとしたらそれだけ我々日本人が代表チームを見る目が成熟してきたということであり、誠に喜ばしい。

 オーストラリア以外に日本と同等かそれ以上のチームがいない組に入った時点で、ある程度本戦出場は計算できていたと思う。油断や増長ではなく、客観的事実をもとに推論すれば、今回のウズベキスタン戦に勝てるかどうかは別として、最終的に本戦出場できるであろうことを疑っていた人がいったい何人いるであろうか。アジアサッカー全体のレベルは上がっているが、その分、イラン、サウジアラビアらW杯の常連が一時ほどの力を失い、今の日本代表がアジアから本戦出場することは夢でも何でもなく義務になりつつある。これは、他のサッカー強豪国がみな経験していることであり、日本もやっとそのレベルに指先が掛かり始めたということであろう。

 問題はここからだ。

 3大会連続で出場しているとはいえ、日本は地元だった時を除いて本戦で1勝もしていない。それだけまだ世界との間には距離があるわけだが、残り1年間でどれだけその差を詰めることができるか。その差を埋めるためのオシム監督だったはずだが、病気という不可抗力によって彼は日本を去った。日本人指導者の中で岡田武史氏は最善とまでは言えなくともベターな選択ではあろうが、では彼に日本代表を1ランク上に引き上げる秘策があるのかどうか。

 けさの勝利の後で選手たちが身につけたTシャツには「世界を驚かす覚悟がある」と書かれていた。誰が考えた言葉かは知らないが、意地悪なことをいえば「目標は4強とか言いながらまた1勝もできないとは、呆れたね。」というのも「驚かす」のうちである。現実的な目標はまず予選リーグ突破だろうが、それを果たすためにはベスト4までもの高い目標を掲げないとならないのだとすれば、その歩留まりの悪さはそれで驚きではあるが。とにもかくにも今回のアジア最終予選、突破は既定事項。アウェイでのオーストラリア戦が本当の試金石である。
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お疲れ、モリシ [サッカー天国]

セレッソ大阪の森島寛晃の引退試合が2月22日、長居で行われた。

森島は本来1.5列目からの飛び出しを得意とする選手であるが、そのプレーエリアはまさにピッチ全体。さっきまで前線にいたかと思ったら、ボールを奪われるやそのまま自軍ゴールライン近くまでボールを追うことも少なくなく、戦術的にはどうなのかは別として、観る者の心を熱くさせる選手で、まさに”ミスター・セレッソ”。その腰の低さも非常に印象的な選手であった。

全盛期の西澤明訓とのコンビはまるでサッカー漫画の世界のような連携で、某サッカークラブ経営ゲームなら画面が光ることまちがいなし、その力は日韓ワールドカップをはじめとする国際試合でも遺憾なく発揮された。原因不明の首痛で満足にプレーができないまま引退を余儀なくされるのは不本意であろうが、その人柄を生かして、サッカーの普及や育成に活躍してくれることであろう。
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